寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

キミに決めた!

タイトルからにじみ出る潔さとは正反対のネタで恐縮ですが…

 

少し前に、お取引先のA社からミニ案件のご依頼がありました。どうにかねじ込めそうなボリュームで、担当さんが「納期&単価のご相談可」と仰っていたこともあり、やや保守的な納期&やや強気な単価で交渉をお願いしてみましたが、返答待ちの間に別のお取引先B社から同じ案件のご依頼が。あれれ。

 

これってつまり、「この翻訳者ワガママじゃね?」とお考えになったクライアントさんが他の制作さんに声をかけて、それがやはり私の元に流れ着いたということですよね…B社でも同じ条件を出したらどうなってたんだろ。そんな博打は打ちませんでしたが。「あれ、またコイツ!?」ってバレてたかしら。

 

結果、A社から案件キャンセルのご連絡があり、ご依頼時そのままの条件でB社からお引き受けする運びとなりましたが、こちらが交渉を試みたばかりにA社の担当さんが失注してしまったわけで、密かに反省しております。そしてA社がキャンセルとなった時点でやはりB社と交渉の余地はあったのではないかと、さらに反省しております。うひー、難しい。

 

明日でトライアル合格から丸2年を迎えますが、3年目は欲を出すべきタイミングを見極められるようになりたいものです。清く正しく、大胆に。