寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

英・日・案・件!

字幕のお仕事にありつけなかった2月から一転、3月はバッタバタの予感です。

 

先週、新規のお取引先から初めてお仕事のご依頼をいただきました。こちらから登録のお問い合わせをしたのち、最初の返信がいきなり案件のご依頼ということで、なんだか色々とすっ飛ばしてる感が否めませんが、とにかく経験を積みたい一心でお受けしました。

 

頂戴した案件は中国語の映画(←何気に初)。原語に加えて英語のスクリプトつきという、個人的にはオイシイ組み合わせです。ウシシ。映像、音楽、脚本、俳優さんの演技も何から何まで本当に素晴らしくて、単価の低さも納期の短さも気にならな…いわけではありませんが、作品の引力にグイグイと引っ張られるようにして翻訳を進めています。原文ウィンドウに両言語を入れる作業がなかなかの苦痛でしたが、いったん訳し始めると苦労も吹っ飛ぶものですねえ。

 

そして、いつもお世話になっているお取引先からも新規案件が。これがなんと、わわわ、英語のドラマシリーズ!!夢にまで見た英日大型案件を、ついについに担当させていただけることに。現在スケジュールのご連絡待ちですが、向こう数カ月は埋まりそうな感じです。先月のグータラな自分よ、さらば!

 

振り返れば去年は英語の字幕翻訳案件はたったの1本しか頂戴できませんでしたが、ここに来て一発逆転のチャンスが訪れました。いやね、結構日頃から「英日案件、お待ちしてます!」ってねちねちアピールしていたんです。先方も「アイツもこれでやっと黙るだろ」と安堵していることでしょう。ウィンウィンですな。

 

お仕事を始めてから、やっとこさ階段を1段のぼれた気がする今日この頃です。踏み台昇降のごとく、のぼっておりる…を延々と繰り返すことのないよう、今後も少しずつステップアップできますように。できれば単価のステップアップも…ね。