お仕事待ちの間に、めずらしく建設的に自己分析をしながらあれこれ作戦を練っています。実力うんぬんは置いておいて、自分の弱点は何か。強みは何か(そもそもあるのか)。継続的にお仕事を受注できる翻訳者になるためにすべきことは何か。脳みそを絞ること、早数週間。
海外に住んでいる以上、どうしたって人脈は作れまい。ゼミに通って先生にお仕事を紹介してもらう、なんていうシンデレラ・ストーリーとも、どうせ無縁だ。日本の映像翻訳者は英日がダントツで数が多いのに、海の向こうのこんな片田舎からそこに食い込み、生き残っていくにはどうしたらいいんだ…何かアピールポイントがなければダメだ。(以上、心の声)
そこでピンと、いや、ピンイン!とひらめいたのです。「そういえば私、中国語を知ってるんだった」と。以前シンガポールに3年ほど居住していたことがあり、今もわりと中国に縁のある生活を…って今さら気づくのがアホ過ぎるんですが。そうだ、「中日」を極めればよいではないか(ドラゴンズじゃないですよ、念のため)。見つけた、私のプラスアルファ!どの業界誌にも「英語以外の言語も翻訳できればベター」と散々書いてあったのに、一体何を読んでいたんだ、私は…。
ということで、中国語の文法を一からみっちり復習し、HSK(中国語版TOEICみたいなもんです)用の勉強をしつつ華流映画とドラマを流し見するという充実した日々を過ごしています。おお、これはイケるぞ…粘り強く続ければ、モノになるかもしれない。
調子に乗って、中国語の罵り文句も一通りお勉強(知らないよりは覚えていた方が、ね?)。するとまあ、出てくるわ出てくるわ、ものすごい数の罵倒語が。中国語にも、英語と全く同じ「f**k your mother」っていう言い回しがあるの、ご存じでした?さすがにここでは書けませんが。
とにもかくにも、新たな目標ができて気持ちがシャキッ!としてきました。増やせ引き出し、膨らめ私の夢。我感觉良好。
お写真は、去年中国で。あの…お、お母さん…?お店出してたんですか?