寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

心のジメジメ期

ここ1か月ほど、すっかり梗概翻訳者の枠に収まりつつあります。こんなんで映像翻訳者を名乗れるのだろうか…と不安を覚えながらも、サクッと2本目を納品して、空いた時間で大阪なおみ選手の試合をばっちりTV観戦いたしました。つかの間のグータラ期も悪くないですねえ。

 

さて、梗概翻訳の際には全編をしかと視聴することはもちろん、用語確認のために作品の公式サイトも舐めるように読むわけですが、そうすると高い確立で姑センサーが発動してしまう私です。公式サイトであるにもかかわらず、主要登場人物の肩書きとか、一話限りで登場した人物の性別とかが、思いっきり間違ってたりするんですよね…明らかに「本編をチェックしないで書いた」から起こりうるズレなんでしょうが、個人的には結構気になってしまいます。だからといって「ご意見・ご感想」をクリックして「あのぅ、コレコレが違うんですが…」なんて指摘する勇気もないので、ここで吐かせてください。ちげーよ。

 

…とまあ、ヒマな日が続くと思考回路がシケる一方ですので、ここ数日はせっせと履歴書を更新し、作品リストを更新し、新規開拓先のリサーチなどをして過ごしています。それから今年は翻訳者ディレクトリさんへ登録しようと目論んでいるのですが、先輩翻訳者さまたちの高レベルな自己紹介欄&経歴欄を拝見するにつけ、とても参戦できる気がいたしません。

 

せいぜい私が書けることと言ったら、「ディカプリオとバックストリートボーイズにメロメロになって英語の勉強を始めて、『フレンズ』と『SATC』を死ぬほど観て英語を覚えて、ワン・リーホンがかっこよかったので中国語を覚えて、今に至ります」とかですよ!?苦笑されて終わりだ、こりゃ。いかにおバカ要素を端折って、プロらしく見せられるのか。要セルフブランディングです。

 

実は今週末、その辺のお話がじっくり聞けそうなセミナーを控えています。ドキドキ、ワクワク。あと2か月ほどでお仕事を始めて2年目に入るのですが、今後の身の振り方について少しでもヒントが得られることを祈っています。たっぷり吸収できますように。