寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

サクラサク

やっと。ついに。ようやく。スタートラインに立ちました。日本の緊急事態宣言と時を同じくして、お世話になったスクールからトライアル合格のご連絡をいただきました。いやはや、長かった。お返事待ちをしている間に、しみもソバカスも小じわも白髪も増えたような気がしますが、何はともあれここからです。

 

頂戴した評価は、中の上くらいでした。予想してはいましたが、本当に、本当に、まだまだです。当たり前すぎて言うまでもないことなんですが、先生から見て私は即戦力でも何でもなく、「補欠」くらいの出来だったのだと思います。それでも、とっても久しぶりに自分の立ち位置を確認できて、心の底からスッキリしました。

 

もうずいぶんと長い間、頭の中は「勇気を出して告白したのに返事を保留されて困惑する女子高生」でしたが、今は「『友達からなら…』と言われてとりあえず絶縁されずにホッとしている女子高生」です。付き合ってもらえるのか、記念日なんかを祝えるくらい長く続けていけるのか、将来のことを真剣に考えてもらえるのか…全てはこれからにかかっています。

 

…妄想が過ぎました。さて、先生からは学習時代にもたくさんの金言をいただきましたが、今回ハッとしたのは「フリーランス翻訳者は毎回がトライアルなんです!」というお言葉。そうですよね。それが必要とされる心構えですよね。背筋がピンと伸びる思いです。

 

ということで、まずはお礼行脚へ。とはいえ、ソーシャル・ディスタンス発令中ですので直接お会いしてお礼を言える方はゼロですが…

 

授業中にチビたちの面倒を見てくれたシッターさん。原文解釈でつまずくたびに手を差し伸べてくれたネイティブの友人。果てしなくおバカな質問にも丁寧に答えてくださった先輩の翻訳者様。一緒にグレてくれたクラスメート。いつも優しく、時にユーモアを交えて根気よく教えてくださった先生。本当にたくさんの方に支えていただきました。ぐっすん…皆さまへの恩を決して忘れずに、気を引き締めて頑張ります。

 

あ、ついでに2週間前に受けた子宮頸がん検査の結果もクリアーでした!イヤッホーイ!(マジメに締めろよ)