トライアル合格の壁。初仕事への壁。ぶち当たっています。トライアルのお返事が長引けば長引くほど、ソワソワやモヤモヤが募り、どう対処していいものか思いあぐねております。いやしかし、思い描いていた青写真と似ても似つかぬ現状です。青写真なんか描く時点でダメなんでしょうが…
提出直後→達成感、ワクワク、希望でいっぱい、キラキラ
その後しばらく→朝一でメールチェック、トライアルの内容に凡ミスがあったことに気づき落ち込む
さらにしばらく経つ→1時間ごとにメールチェック、不合格の場合の心を準備を整える
いつからか→「トライアル 返事 来ない」を何度もググる
現在→自信喪失、1週間に一度はグレそうになるが、何とか持ちこたえる
というシケた心の旅を経験し、そこにコロナショックが重なり、モチベーションが猛烈に下がってきました。
それに追い打ちをかけるように、字幕翻訳のトライアルで高得点を叩き出した方の「映像翻訳の学習は未経験なのですが…」という言葉を目にしてしまい、衝撃を受けるやら、落ち込むやら…自分の実力不足を痛感するばかりです。ああ、「来年の今頃には…ウシシ」なんて甘ったるい考えだった去年の自分に平手打ちを食らわせたい。
しかし、「なるほど、畑違いで開く才能もあるかも」(←どれだけ楽観的な思考回路なんだ)とひらめいて、他分野の翻訳を少しかじってみると、これがなかなか面白い!字幕のように字数制限にとらわれず、伸び伸びと訳せるのが大変新鮮で、ものすごくよい息抜き&勉強になりました。一字一句訳せることの解放感といったら!ちょっとこれは、ハマりそうです。
映像翻訳のインプットばかりに気を取られて、最近ややお腹いっぱい気味でしたが、他分野に目を向けることで何だか消化が促進された気がします。例えるなら、毎日緑茶で飽き飽きしてたけど、烏龍茶を飲んでみたら以外と美味しかった、みたいな感じでしょうか。いや違うか。
さらに、天からのメッセージのようなタイミングで戸田奈津子大先生の記事が↓
「41歳まで、“ナッシング”」というこの字面、何とありがたいアファメーションでしょう。心にジーンと響きます。翻訳の神様がいらっしゃるのなら、「現状を嘆くのはやめにして、今年はとりあえず“ナッシング”でもいい。それくらいの心構えでいなさい」そう言われている気がしました。
クヨクヨしているヒマがあったら、勉強勉強!そこからきっと、いつか、たぶん、“サムシング”につながる!はず…。