寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

密やかな楽しみ

先日、デビュー作が世に出ました。

 

このお仕事を始めてから何を楽しみにしてたかって、そりゃあ担当作品をお楽しみいただいた視聴者の方々と(素性を隠して)ワイワイ・キャピキャピすることですよ!チラッと検索してみたら、おお!ブログに書いてらっしゃる方が数名。ツイッターもこれまた数名。うううー、絡みたい!語り合いたい!そして一緒に盛り上がりたい!

 

しかし、己の中の自制心が語りかけます。

「オトナゲナイヨ…」

「ヤメトキナヨ…」

「ソレヨリ ノウキノ シンパイシロヨ…」

…はい、おっしゃるとおりでございます。

 

今回の華ドラは以前にも増して内容がチンプンカンプン(←おい)…いえ、朝から晩まで辞書を引き倒しても間に合わないくらい濃ゆいお話なので、結構追い詰められています。

 

先日は末っ子が上の子の腕をナイフで切り落とすというかつてない悪夢を見てしまいました。切り落とされた片腕を胸に抱きながら「誰か氷をください。氷を~!!」と叫び狂うというね…。相当メンタルが参っているようです。

 

そのうえ、たまにやってくる片頭痛&嘔吐のダブルトラブルに見舞わる始末。いろいろしわ寄せがきておりますが、めげずに頑張っていかなけば。とりあえず目下の目標&モチベーションは、作業をいい具合に前倒しで進め、余裕ができたら作品ファンの皆さまに絡みにいくことです。フフフ♡

 

余談ですが、クリスマスの時期に世に出ると推測している英日のデビュー作は、一足先に本国アメリカで発売・配信が開始になったようです。予想通りケチョンケチョンにコキ下ろされてます。エへ。作業中からそんな予感はしていましたが、「アメリカ人が観てもそうなのね…」と妙に納得。こちらも近日中に記事にしてみようかしら。

 

物好きな翻訳者には、楽しみが絶えないものですね!