フェイスブック、やらかしてしまいましたねぇ。習近平国家出席のお名前をビルマ語→英語に自動翻訳させたら「Shithole」って、スゴイ。不謹慎極まりないのですが、初笑い(それも大笑い)、させていただきました。
これ、生身の人間がチェックしないまま掲載してしまったのでしょうか?それとも、生身の人間がチェックしたうえで、敢えて掲載したのか…ま、まさかね。闇が深すぎます。
いずれにしよ、AIの台頭を危惧している翻訳者の方々にとっては明るいニュース(?)ですね!「ほれ見ろ、機械なんかに任せてるとロクなことない!」ってほくそ笑んでる方、結構いらっしゃったりして。
それでこのshitholeなんですが、メディアが一体どんな言葉で報道するのか気になってあちこち見てみました。以下、お借りしてきたスクリーンショットです。
①AFPBBニュースさん
( 出典:https://www.afpbb.com/articles/-/3264130)
②ハフポストさん
(出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e23cab4c5b674e44b994c69)
②毎日新聞さん
(後日に出典のリンクを探しましたが、ページが見つかりませんでした…)
いろいろなパワーワードが、見出しに並んでますね…。私は毎日新聞さんの「肥だめ」に唸ってしまいました。肥だめ、私は『はだしのゲン』の漫画でしか見たことないのですが、平成生まれの方には何のことだか分かるのでしょうかね?
shitholeつながりで、もうひとつ。ちょうど2年前にトランプ大統領が同じ単語を口走った時の、各国の訳語をまとめた記事がこちら↓
韓国「物乞いの巣窟」
NHK「不潔な国々」
時事通信「便所のような国」
台湾「鳥が卵を産まない国家」
ベトナム「腐った国」「汚い国」「ゴミの国」
中国「悪い国」
ギリシャ「掘り込み便所」
イタリア「尻の穴国家」
フランス・スペイン・ポルトガル「くそ国家」
ベルギー「睾丸国家」
チェコ「世界の尻」
ドイツ「汚い穴」
ルーマニア「豚小屋」
ロシア「臭い穴」
これ以上、翻訳の奥深さを語る必要がありましょうか。今日一日で、ずいぶんと勉強させていただき、言葉の引き出しが増えました。フェイスブックはずいぶん前に退会しましたが、『ソーシャル・ネットワーク』のDVDは持っているので、久しぶりに鑑賞してみようかと思います(字幕、松浦美奈先生ですし!)。
余談:
麻生太郎さんが首相をやっていらした時、お名前の「アソー」が「asshole」の発音に結構近くて友人が爆笑していた、というエピソードまで思い出してしまいました。くだらなすぎる…