Netflixで配信中の『ダークタワー』(’17)を鑑賞しました。スティーヴン・キング原作のダークファンタジー映画ですね!
本題に入る前に、お断りを。どういう風の吹き回しか、今月hatenablogさんに「映画好きブロガー」として紹介されてしまったのですが、私は評論家でも何でもなければ、深い考察力で映画に隠されたメッセージに切り込むインテリでもありません。観たい映画を選ぶ基準は、「あのセレブの腹筋を拝めるから」「あの先生が字幕を担当しているから」とか、です。所詮そんな不純な動機にまみれて、ミーハー視点でのみ映画を語ることしかできませんので、どうかご容赦くださいませ。
さて、この作品、出演はマシュー・マコノヒーとイドリス・エルバ…はっ!ということはピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男」(2005年×2018年)の共演作!!しかも字幕は風間綾平先生です。観ない手はありません。
いやもう、イドリス・エルバの革コート姿がかっこよすぎて、衣装チェンジ一切ナシでもめちゃくちゃ楽しめました。マシュー・マコノヒーは、あれですね、激痩せ役作りをしてアカデミー賞を受賞してからややお肌のツヤを失ってしまった印象ですが、そのガサガサ感が悪役にぴったりでした。
ジェイク役で映画初出演のトム・テイラーくん、堂々とした演技がアッパレ!それにしても、友人の息子さんによく似てらっしゃった…。それから、彼の醸し出す雰囲気が、ひたすら『ストレンジャー・シングス』でした。サラッと混じっていても気づかないかも。
鑑賞中、字幕で気になった謎現象がひとつ。ルビに不審な矢印マーク(↓)が、たびたび現れるのです。「クリムゾン↓キング」とか「キーストーン↓アース」とか、そんな具合です。これは一体…?中黒(・)があるべき箇所が、文字化けでもしたのかしら。それとも、スティーヴン・キング作品の常識だとか?いや、はたまた新種の字幕表記でしょうか。Netflixに問い合わせても、「コンテンツチームに聞かないと分からないなぁ」で終わってしまいました。どなたか、ご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。
それから、壁に「Hello There☺」と書いてあるのが字幕では「“やあ ☆”」になっていて、思わず巻き戻して確認してしまいました。これは初めて拝見するパターン!なるほど、勉強になりました。
同じく風間先生が担当された『ボヘミアン・ラプソディ』、昨年劇場&字幕ナシで鑑賞したっきりでしたが、来月WOWOWさんで放映アリです。あ~、待ちきれません。今からハンカチ用意しとかなくちゃ。先生の記事、記録用に貼っておきます。
風間先生の翻訳コラム | WISEINFINITY SCHOOL ワイズ・インフィニティの翻訳者養成講座
翻訳者 風間綾平さん | コラム | 英字新聞のジャパンタイムズがお届けする 通訳・翻訳業界の総合キャリアガイド
…ついでに、マシュー・マコノヒーの物まねをするマット・デイモンも。「シャツ脱ごうかな」が安定のオチですね!
Matt Damon Does Matthew McConaughey Again