寝ても覚めても映像翻訳

海外在住の映像翻訳者による雑記です。

『search/サーチ』

テレビをつけたらスターチャンネルさんでジョン・チョー主演の映画『search/サーチ』(原題:searching)をやってまして、序盤は見逃してしまいましたが最後まで鑑賞してみました。行方不明になった娘さんを探す、父の執念の物語です。

 

いえ、本当はアンドリュー・ガーフィールドの『ブレス 幸せの呼吸』がお目当てでスタンバイしていたんですが、スターチャンネルさんのHP番組表から時差をプラスするのをド忘れしてまして…WOWOWさんはなぜだか、こちらの時間に合わせて番組表を表示してくれるんですよねぇ。すっかりそれに慣れてしまい、ミスってしまいました。WOWOWさんは甘えてOK、スターチャンネルさんは自己管理!ってことですね。メモメモ。

 

それで本題の『search/サーチ』ですが、ものすっごく面白かったです!中沢志乃さんの字幕、本当に読みやすく、分かりやすく、素晴らしかった!この映画は最初から最後までパソコンの画面上で話が展開していくんですが、それを知らなかった私は「これ、一体いつまでチャット画面が続くんだろうか…?」とテレビ画面を凝視しておりました。

 

チャット画面、隠しカメラの映像、監視カメラの映像、ライブストリーミングの映像、YouTube映像、テレビのニュース映像、グーグル検索中のパソコン画面などなどが延々とスクリーンにどーん!「心の声、電話の声、フィルターを通した声は斜体で」、とスクールで教わりましたが、作品中字幕はずーっと斜体…だったはず、です。チャットの字幕は、黄色×小さめサイズ×斜体で、原文チャット文字のすぐ下に出てました。ほうほう、黄色の字幕は初めて見ました。こういうパターンもあるんですね。ふむふむ、勉強になります!

 

ちなみに私が一番好きなジョン・チョーは、『フラッシュ・フォワード』の時のFBI捜査官役です。なかなか面白いドラマだったんですが、キャンセルになってしまい残念でした。あんなキリっとしたハンサム捜査官になら、疑われて逮捕されて手錠をはめられて取り調べなんかも受けてみ…いえ、何でもありません。では、このへんで!